電磁気は、新しい項目が追加され戸惑っておられる先生方も多いので、先生方のご質問に答える形で授業に含めています。
小学校から大学まで一貫して学ぶ電磁気は、社会生活とも密接につながっています。この講習では、電気と磁気という2つの異なった現象が、どのように統一されたかを解説し、電磁気を具体的かつイメージ豊かに捉えるメニュー、素材、好奇心を引き出す工夫、発展的な教材の紹介などを盛り込みました。電磁気の基礎概念として、しっかり捉えることが大切です。きっと新しい発見ができます。
認定証番号 | 平29-30188-500156号 |
時間数 | 6時間 |
対象地域 | 全国 |
対象職種 | 教諭 |
主な受講対象者(目安) | 小・中(理科)・高(理科) |
講義形式 | インターネットを利用したe-Learning、1回は45分(小テスト込) |
修了認定の方法 | 筆記試験(試験時間は30分) |
講師 | 坂東 昌子(NPO法人知的人材ネットワークあいんしゅたいん理事長、愛知大学名誉教授)/松林 昭(京都教育大学大学院非常勤講師、立命館大学非常勤講師) |
各回のタイトル | 学習目標 | 担当者 | |
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1 | テスターで見よう | 電気が流れていることをチェックする道具とは? 電流を流す物質と流さない物質の違いを理解する。 | 坂東 昌子 松林 昭 高見 雄一 |
2 | 電流計で電気の量を調べよう | 電流の強さの調べ方がわかる。 強力な電流や微弱な電流を調べるには、閾値を違うものに用いる必要があることがわかる。 | 松林 昭 高見 雄一 |
3 | 電流を水流で理解する | 電流と電圧の意味が説明できる。 電池のつなぎ方・・直列と並列を理解する。 電流と水流を比べて直観的理解につなげる。 | 坂東 昌子 高見 雄一 |
4 | 磁石の不思議 | N極とS極による、力の及ぼしあいが分かる。 方位磁針は微弱な磁力でも検出できるセンサーであることが分かる。 磁石に引き寄せられる金属が分かる。 | 松林 昭 高見 雄一 |
5 | 切っても磁石 | 磁石の真ん中は極ではないことがわかる。 磁石を切った場合、切った磁石の両端が極となることがわかる。 磁石からでている磁力線を観察し、磁力誠意が両極から出ている様子が分かる。 | 松林 昭 高見 雄一 |
6 | 電場と磁場 | 電気が流れると周りに磁場ができることを理解する。 直線電流とコイルの電気と磁気の関係を理解する。 電磁石と永久磁石の違いを説明できる。 | 坂東 昌子 高見 雄一 |
7 | 電気の時代をむかえて | 電気・磁気の関わりと電磁気学の歴史が分かる。 新学習指導要領のコンデンサーと電気による発熱について学ぶ。 | 坂東 昌子 松林 昭 高見 雄一 |
インターネットを通じて学習します。
受講するためには、動作環境を満たすデバイスとインターネットを利用できる環境が必要です。
インターネットが利用できるのであれば、受講時間、受講場所は問いません。いつでもどこでも学習できます。
具体的な学習方法等については、受講者決定後、ホームページ等で案内をします。