学校での不登校、いじめ、発達障害、自殺、新しくはスマートフォン問題を解説し、教師の対応の仕方を学習する。
学校現場でのメンタルヘルスには不登校をはじめとしいじめ、発達障害、虐待児、自殺等様々な問題が挙げられる。近年、いじめの問題の対応は深刻で、いじめによる自殺は大きな社会問題にまでなっている。また新しい問題としては、睡眠時間や勉強にも影響しかねないスマートフォンにはまっている高校生。これらの子どもに対応する教師のメンタルヘルス対策も重要課題である。この講座では学校場面での子どもの問題の対応と教師のメンタルへルスを学習する。
認定証番号 | 平30-30186-500669号 |
時間数 | 6時間 |
対象地域 | 全国 |
対象職種 | 教諭、養護教諭 |
主な受講対象者(目安) | 幼・小・中・高・養護 |
講義形式 | インターネットを利用したe-Learning、1回は45分(小テスト込) |
修了認定の方法 | 筆記試験(試験時間は30分) |
講師 | 小山 善子(金城大学医療健康学部特任教授) |
各回のタイトル | 学習目標 | 担当者 | |
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1 | 子どものメンタルヘルス | 学童期、思春期・青年期の心の発達状況を学習する。 近年、学校場面で話題になっている不登校、発達障害についても概略する。 子どもの心の発達状況を踏まえ、子どもの問題行動や症状を多角的にとらえ対応する。 | 小山 善子 |
2 | 子どもと睡眠 | 睡眠の基礎的知識を学習する。 子どもにみられるナルコレプシー、睡眠時無呼吸症候群、睡眠相後退症候群等の睡眠障害について学習する。 子どもにとっての睡眠の重要性を理解したうえで、子どもに良い睡眠習慣を指導し、睡眠障害の早期発見に努める。 | 小山 善子 |
3 | スマホにはまる中・高生 | ネット依存の定義、サイン、予防・対応について学習する。 子どもたちをネット依存から守る。 | 小山 善子 |
4 | 学校でのいじめ問題 | いじめの定義、現状、サイン等について学習する。また、「いじめ防止対策推進法」の概要についても紹介する。 いじめの予防、早期発見・対応を理解し、学校でのいじめ対策に役立てる。 | 小山 善子 |
5 | 子どもの自殺予防 | 子どもの自殺の現状を知り、自殺予防への事前対応、危機介入、事後対応について学ぶ。 大切な子どもの命を守るため、各教職員自身が学校で命の「ゲートキーパ」になりましょう。 | 小山 善子 |
6 | 教師のメンタルヘルス 1 | 教師のメンタルへルスの現状、メンタルヘルス不調とは、教師のストレスなどについて学習する。 各自が学校場面でのストレスを見直し、うまくストレス対処し、メンタルヘルス不調者にならない。更に学校としてのメンタルへルス対策の取組みに役立たせましょう。 職場でメンタルヘルス不調者の早期発見、適切な対応をする。自らも心の健康を保ちましょう。 | 小山 善子 |
7 | 教師のメンタルヘルス 2 | 教師に見られる心身症、うつ病、燃え尽き症候群などについて学ぶ。 | 小山 善子 |
インターネットを通じて学習します。
受講するためには、動作環境を満たすデバイスとインターネットを利用できる環境が必要です。
インターネットが利用できるのであれば、受講時間、受講場所は問いません。いつでもどこでも学習できます。
具体的な学習方法等については、受講者決定後、ホームページ等で案内をします。