統計学を成績評価という点から学習し、平均、分散、標準偏差、偏差値等の意味を知り、その計算方法について習得する。
生徒の成績評価は、教員にとっても最も重要な仕事の一つである。そこでは、生徒1人1人への絶対的な評価と共にクラス全体、学年全体の中での相対的な評価も必要となる。本講習では、多くのデータについて検討・評価する統計学を成績評価という点から学習し、平均、分散、標準偏差、偏差値等の意味を知り、その計算方法について習得する。これによって改めて、成績評価について検討させることを目標とする。
認定証番号 | 平30-30186-500689号 |
時間数 | 6時間 |
対象地域 | 全国 |
対象職種 | 教諭 |
主な受講対象者(目安) | 小・中・高 |
講義形式 | インターネットを利用したe-Learning、1回は45分(小テスト込) |
修了認定の方法 | 筆記試験(試験時間は30分) |
講師 | 森 祥寛(金沢大学総合メディア基盤センター助教) |
各回のタイトル | 学習目標 | 担当者 | |
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1 | 統計学はなぜ必要か | データを適切に処理することによって得られる利点を言える。 | 森 祥寛 |
2 | 基礎的な統計量とヒストグラム | 基礎的な統計量の意味や特徴を説明できる。 ヒストグラムが作成できる。 | 森 祥寛 |
3 | 平均値と偏差 | 平均値や偏差といった統計量の意味を説明できる。 また、計算ができる。 | 森 祥寛 |
4 | 分散と標準偏差 | 分散や標準偏差といった統計量の意味を説明できる。 また、計算ができる。 | 森 祥寛 |
5 | 正規分布 | 正規分布の特徴を説明できる。 標準偏差と正規分布の関係を説明できる。 | 森 祥寛 |
6 | 標準正規分布と偏差値 | 偏差値の意味を説明できる。 また、計算できる。 Z値や標準正規分布と偏差値の関係を説明できる。 | 森 祥寛 |
7 | 散布図からみる相関 | 散布図が作成できる。 相関の意味を説明できる。 相関係数を計算できる。 | 森 祥寛 |
インターネットを通じて学習します。
受講するためには、動作環境を満たすデバイスとインターネットを利用できる環境が必要です。
インターネットが利用できるのであれば、受講時間、受講場所は問いません。いつでもどこでも学習できます。
具体的な学習方法等については、受講者決定後、ホームページ等で案内をします。