母語を獲得する発達段階を踏まえ、小学校英語の理念とカリキュラムの立て方、指導法の基本、活動を学び、実践できるようになる。
新学習指導要領改訂を踏まえた、児童・生徒のコミュニケーション能力を育む小学校英語の方向性と、具体的なカリキュラム開発、授業開発について、実践を踏まえた講習を行う。また、こどもが母語を獲得する過程について得られた研究の知見から、母語と外国語を習得する過程の共通点について、さらに、教師が無理なく外国語を教える指導方法や教材についても具体的に学ぶ。
認定証番号 | 平30-30186-500730号 |
時間数 | 6時間 |
対象地域 | 全国 |
対象職種 | 教諭 |
主な受講対象者(目安) | 幼・小・中 |
講義形式 | インターネットを利用したe-Learning、1回は45分(小テスト込) |
修了認定の方法 | 筆記試験(試験時間は30分) |
講師 | 佐藤 久美子(玉川大学大学院教育学研究科教授) |
各回のタイトル | 学習目標 | 担当者 | |
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1 | 子どもの母語の獲得過程を理解する | 子どもの言語獲得の過程(単語の聞き取り・発話)を理解する 子どもの言語獲得過程から得られる外国語指導法のヒントを理解する | 佐藤 久美子 |
2 | 言語発達に及ぼす環境とは? | 保護者と児童の係わり方が言語獲得へ影響することを理解する 英語、日本語の獲得過程の関わりを理解する | 佐藤 久美子 |
3 | 新学習指導要領を理解する | 2020年度から施行される新学習指導要領の内容を理解する 4技能5領域の指導のポイントを理解する | 佐藤 久美子 |
4 | 英語教材としての絵本の学習効果 | 教材としての英語絵本の魅力、学習効果を理解し、教えられるようにする 目標表現を導入する際のチャンツの有効な方法を理解し、できるようにする | 佐藤 久美子 |
5 | 児童の話したいことを引き出す Activity のいろいろ | 目標表現を定着させ、発表に導くための指導法を理解し実践できる 必然的な場面を利用した発表方法を理解し、実践できる | 佐藤 久美子 |
6 | 授業の組み立て | 授業の組み立てを考え、指導案を作成できる 小中一貫、地域の特色を出した指導案の作り方のヒントを理解する | 佐藤 久美子 |
7 | 文字指導、教科横断型 CLIL の実践 | 小学生にふさわしい文字指導を考え、実践できる 教科横断型授業 (CLIL) の概要を理解して、授業の組み立ての手順が分かる | 佐藤 久美子 |
インターネットを通じて学習します。
受講するためには、動作環境を満たすデバイスとインターネットを利用できる環境が必要です。
インターネットが利用できるのであれば、受講時間、受講場所は問いません。いつでもどこでも学習できます。
具体的な学習方法等については、受講者決定後、ホームページ等で案内をします。