インターネットやICT機器の利用について、正しく理解を深めることにより、子どもたちに適切に指導できるようになりましょう。
高度情報化社会となった現代社会の中では、パソコンやスマートフォンに代表される各種ICT(情報通信技術)をより良く活用する能力は、必要不可欠なものとなっている。教育現場でも電子黒板やタブレット端末の活用など、教育の情報化の推進が求められている。本講習では、教員が注意すべきICT活用の方法について講義し、これからの情報教育に必要とされてくる要素について話し、また、ICTを利用した新たな教育実践事例等について紹介をする。
認定証番号 | 平30-30186-500663号 |
時間数 | 6時間 |
対象地域 | 全国 |
対象職種 | 教諭 |
主な受講対象者(目安) | 幼・小・中・高 |
講義形式 | インターネットを利用したe-Learning、1回は45分(小テスト込) |
修了認定の方法 | 筆記試験(試験時間は30分) |
講師 | 森 祥寛(金沢大学総合メディア基盤センター助教)/近藤 昭一(大正大学非常勤講師、星槎大学非常勤講師)/(協力)溝口 広久(玉川学園小学部教諭) |
各回のタイトル | 学習目標 | 担当者 | |
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1 | 現代社会におけるICT活用とその必要性 | 現代社会に求められるICT能力を説明できる。 ICTを活用する必要性を説明できる。 MOOC等を用いた最新のICT教育事情(初等・中等・高等教育を問わずに…)について説明できる。 IoT(物のインターネット)等をキーワードに、今後求められていくであろう電子工作やプログラミング教育等について説明できる。 | 森 祥寛 |
2 | 教員のためのネットワークセキュリティと情報モラル | 教員が、自分のパソコン等をインターネットに接続する場合の危険性を説明できる。 教員の学校内におけるネットワーク利用の注意事項を説明できる。 | 森 祥寛 |
3 | 個人情報保護 | 教員が扱う個人情報をパソコンで利用する場合の注意点を説明できる。 情報漏えい等が発生した場合の対応を説明できる。 | 森 祥寛 |
4 | 知的所有権 | 著作物とその利用について概要を説明できる。 授業における著作物の取扱い方法を説明できる。 今後増えてくることが予想されるICTを活用した教材における著作権等の取扱いを説明できる。 | 森 祥寛 |
5 | 情報モラル教育の実践と課題 | 知識基盤社会化・グローバル化する現代社会における情報モラル教育の意義と役割について、「21世紀型能力」「生きる力」等と関連づけながら解説できる。 現代の子どもたちの抱える成長上の課題を視点に、子どもたちの情報機器やインターネットの利用実態における諸問題について解説でき、その問題解決に向けた学校・家庭・社会の役割と対策について構想できる。 情報モラル教育の学習指導要領上の位置づけを理解し、学校全体での横断的な取組や各教科・道徳等具体的な教育活動の展開を構想できる。 | 近藤 昭一 |
6 | 教科指導におけるICT活用 | ICTの特長を説明できる。 ICT活用によって容易になる授業場面を説明できる。 | 溝口 広久 |
7 | ICTを活用した学習活動の展開 | 学習場面に応じたICT活用を説明できる。 授業改善に役立つICT活用を説明できる。 ICT環境の段階的な整備について説明できる。 | 溝口 広久 |
インターネットを通じて学習します。
受講するためには、動作環境を満たすデバイスとインターネットを利用できる環境が必要です。
インターネットが利用できるのであれば、受講時間、受講場所は問いません。いつでもどこでも学習できます。
具体的な学習方法等については、受講者決定後、ホームページ等で案内をします。